ベリサインがDebianなどの脆弱性に対応、SSLサーバ証明書を発行

日本ベリサインはDebianなどに利用されているOpenSSLなどの脆弱性問題に対応し、影響を受けた顧客にSSLサーバ証明書を発行する。

» 2008年05月20日 19時30分 公開
[ITmedia]

 日本ベリサインは5月20日、DebianやUbuntuなどに利用されているOpenSSLライブラリの脆弱性問題に関連し、影響を受けた顧客にSSLサーバ証明書を発行すると発表した。

 ベリサインによれば、同社のWebページやストアフロントなどのサービスプラットフォーム、ルート証明書、中間証明書には今回の脆弱性に関する影響はない。同社顧客の中にはOpenSSLを使用してSSLサーバ証明書に対する暗号鍵を生成している可能性があり、その結果、認証や暗号化、デジタル署名などがハッキングされる恐れがあるという。

 発行には関連するプラットフォームにパッチを適用した上で、同社カスタマーサービスへの連絡が必要となる。

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