「Mac OS X」搭載のPCで街中の無線LAN接続ポイントが検索可能に外出の多いMacユーザーに

トリプレットゲートは、同社の公衆無線LAN接続サービスを利用する会員向けに、600メートル以内にある接続ポイントの位置を検索できるサービスの提供を開始した。

» 2008年07月02日 19時23分 公開
[ITmedia]

 トリプレットゲートは7月2日、公衆無線LAN接続サービス「ワイヤレスゲート」を利用する会員向けに、近くにある接続ポイントの位置を検索できるサービスの提供を開始した。

image ワイヤレスゲートコネクション for Mac OS Xの画面イメージ

 同サービスは、PCの画面上にワイヤレスゲートで利用できる無線LANの接続ポイントの情報を表示するもの。接続ポイントの住所、現在位置からの距離、店舗の電話番号や営業時間などを表示する。接続ポイントの一覧をレーダー状に表示する機能も備えた。ワイヤレスゲートに対応した約1万4000の接続ポイントを検索でき、利用者の位置から600メートル以内を調べられる。

 Mac OS Xを搭載したPC向けの接続ソフトウェア「ワイヤレスゲートコネクション for Mac OS X」をPCにインストールすると使える。対応するOSは、Mac OS X 以上。

 接続ポイントの表示には、無線LANの電波から端末の位置情報を求められる技術「PlaceEngine」を活用。ソニーコンピュータサイエンス研究所が技術を開発し、クウジットがライセンスを提供している。

 ワイヤレスゲートコネクション for Mac OS Xは、自動ログインおよび自動接続機能も持つ。無線LANに接続できる場所に行くと、インターネット接続時に必要なワイヤレスゲートのIDとパスワードを自動入力し、インターネットに接続する。

 同ソフトウェアは、ワイヤレスゲートのWebサイトからダウンロードできる。

 トリプレットゲートは今後、携帯電話「iPhone」や携帯音楽プレーヤー「iPod touch」などの端末への対応を進めていくとしている。

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