プリベイト型電子マネー「Edy」を利用できる携帯電話の利用者が、銀行口座からEdyの入金が可能になる。
日立製作所と沖電気工業(OKI)は7月3日、電子マネーのチャージ(入金)ができるサービスを七十七銀行に提供すると発表した。
2社が展開する金融機関向けASP(ソフトウェアの期間貸し)サービス「ネットバンキングEdyチャージサービス」を、8月から七十七銀行に提供する。プリベイト型電子マネー「Edy」を利用できる携帯電話のユーザーは、銀行口座からEdyの入金が可能となる。
日立の「ネットバンキング共同センタサービスFINEMAX」とOKIの「Edyチャージソリューション」を連携したもの。ASP形式で提供するので、金融機関はネットバンキングシステムに大きな開発を加えずに、Edyへのチャージ機能を短期間で構築できる。
七十七銀行はEdyの利用拡大を受け、電子マネービジネスへの参入を検討していた。既存のモバイルバンキングシステムの変更を最小限に抑え、短期間でEdyチャージサービスを開始できる点を評価して採用を決めた。
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