SAPジャパン、パートナー企業との共同研究施設を開設テスト環境を提供

SAPジャパンは顧客やパートナー企業とともに、最新技術の研究開発を実施する施設を東京サンケイビルの15階に開設した。

» 2008年07月16日 17時28分 公開
[ITmedia]

 SAPジャパンは7月16日、顧客やパートナー企業とともに、最新技術の研究開発を実施する施設「SAP Co-Innovation Lab Tokyo(COIL Tokyo)」を、東京・千代田区の東京サンケイビルの15階に開設したと発表した。インテルやNECといったハードウェア、ソフトウェア、サービスベンダーなどのパートナーと同社の顧客企業が研究開発に参加する。例えば日本独自の仕様を前提にした上での仮想化やSOA(サービス指向アーキテクチャ)といった技術を研究する。

 参加企業はアビーム コンサルティング、インテル、F5ネットワークスジャパン、サン・マイクロシステムズ、デル、東洋ビジネスエンジニアリング、日本IBM、IBMビジネスコンサルティングサービス、NEC、ネットアップ、日立製作所、ヴイエムウェア、富士通、マイクロソフト、三菱電機インフォメーションシステムズ、リアルテックジャパンとしている。

 COIL Tokyoでは、参加企業が提供するハードウェアやソフトウェア製品など異種混在環境を統合して利用できるようにする。顧客企業にテスト環境を用意する考えだ。

 八剱洋一郎社長は「COIL Tokyoを利用することで、顧客の固有の要件に合ったシステムを開発できるようにする」と話した。

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