ユーザーが非公開に設定している場合でも、ほかのユーザーが生年月日を閲覧できる状態になっていたという。
米国の人気ソーシャルネットワーキングサイト(SNS)のFacebookで、ユーザーがプライバシー設定によって生年月日を非公開にしている場合でも、プロフィールページに生年月日が表示されてしまう問題が発生した。セキュリティ企業のSophosが指摘した。
Sophosによれば、この問題はFacebookがプロフィールページの新デザインの公開βテストを実施している過程で発生した。多数のユーザーがほかのユーザーの生年月日を閲覧できる状態になっていたという。
生年月日などの個人情報は、「なりすましなどの犯罪に悪用される恐れがある」とSophosは指摘。Facebookは今回の問題を修正したが、このようなミスが今後も起こり得る可能性があるとしている。ユーザーに対し、たとえ非公開にしている場合でも念のために本当の生年月日は登録しない方がいいと忠告している。
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