エントラスト、柔軟な暗号化運用に対応したメールセキュリティアプライアンス発売

メールを暗号化されたPDFファイルで配信する機能などを提供する。

» 2008年07月24日 17時15分 公開
[ITmedia]

 エントラストジャパンは7月24日、電子メールセキュリティアプライアンスの新製品「Entrust Entelligence Messaging Server 9.1」を発売した。暗号化を柔軟に運用できるようにした。

 新製品では、PDFを利用してメール本文や添付ファイルを自動的に暗号化する機能を搭載した。ユーザー単位で設定されたセキュリティポリシーに基づいて、メール本文や添付ファイルを暗号化する。受信者はPDFビューワを利用して、自身のパスワードを入力すると内容を閲覧できる。受信者側に特別な環境が必要なく、取引明細書や購入確認などの自動配信メール、一括配信メールの情報保護に最適だという。

 このほか、暗号化のルールを送信者や受信者のメールアドレス、ドメイン単位などで設定できるようになった。送信メールに電子署名を付ける「DomainKeys Identified Mail」やWebメール環境における受信確認機能なども搭載した。

 製品価格は個別見積りとなる。

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