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» 2008年07月30日 08時00分 UPDATE

悲しき女子ヘルプデスク物語:買ったのはCDじゃなくてソフトでしょ! (1/4)

どんなにわたしを頼られても、魔法のステッキですべて解決してあげられるワケじゃない。時には「ムリなものはムリ」と伝えることも大切なはず。ああ、こうして人は大人になっていくのね。

[鐙貴絵,ITmedia]

ランチは有機野菜のサンドイッチ

y_ill012.jpg イラスト:本橋ゆうこ

 わたしの勤務先のほど近くにあるレストランは、聞くだけで健康になれそうなオーガニック食材だけを使ったメニューに定評がある。野菜はすべて(パンに使われている小麦までも)有機栽培。肉類はすべて産地のみならず畜産農家の名前まで表示するという徹底ぶり。しかもとてもリーズナブルでおいしいときている。お昼ともなるといつも満員。今日は課のみんな(全員女性……)と楽しくランチをいただいた。食べながら映画の話やら旅行のお土産話など、おしゃべりに花が咲く。「女3人寄れば、かしましい」とはこのことなのね。でもそんな楽しいお昼休みは、あっという間に終わってしまう。休んだ気にならないのはわたしだけ? いや、わたしの場合はしゃべり疲れか……。

 さて、そんな楽しいお昼休みの思い出は、再びオフィスに足を踏み入れた瞬間に消えてしまう。今日もオフィスに戻ってすぐ、営業のKさんから声をかけられた。

Kさん 戻ってきたばかりのところ、ゴメン。ちょっといい?

 反射的に「はーい」と返事をするわたし。しかもかなりハイテンションで。この先訪れる悲劇も知らずに……。

Kさん パソコンが固まっちゃって再起動したところなんだけど、Wordの文章が残ってないんだよね。何とかならないかな。

 あらま。そういうコトですか。頭を仕事モードに切り替えるわたし。楽しい気分は一気に吹き飛んでしまったけれど、モチベーションを下げてはいけない。仕事、仕事!

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