コラム
» 2008年08月09日 00時02分 UPDATE

職場活性化術講座:「違うって。どうしてそんな解釈になるんだよ」――メンタルモデルの罠 (1/2)

誰かと話をする時、われわれはメンタルモデルの存在を知っておくことが肝心だ。「相手は違う受け止め方をしているかもしれない」ということを心の片隅に置いてコミュニケーションをしていく必要がある。

[徳岡晃一郎,ITmedia]

コミュニケーションにおける「クッション」

 コミュニケーションの難しさについて、いろいろな面から迫ってきたが、今回も1つ、難しいコミュニケーションの壁について考えてみたい。

 コミュニケーションをするには相手がいて、その相手に自分の言いたいことを届けなければならない。これまでの回で、言いたいこと、分かってほしいこと、動いてほしいことなどを、自分の思いを込めて、あの手この手で伝えることが重要だと話してきた。それゆえ、言いたいことがはっきりない場合は論外なのだが、「なかなか話が通じないなぁ」という経験をしたことはないだろうか?実は、言いたいことがあってもなかなか通じないこともあるのだ。

 あるいは、「そういう意味じゃなかったのに・・・」とか、「えっ、そういうことだったの?」とか。逆に、「あの人はいつもネガティブに受け取るから、こういう言い方をしなくちゃ通じないよね」とか、「また言っているよ。でも、言っているだけだから、気にしなくても大丈夫」

 このように、私たちはコミュニケーションをとる際に、何がしかのクッションがあることを感じている。コンピューターならばありえないのだが、人間では、1と入力しても2と受け取られたりするわけだ。そしてこれは、正しく入力しても起こりうる。説明をきちんとしても通らない場合は結構多い。

 これは一体どういうことなのだろうか?

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