VMwareのESXiに脆弱性DoSやシステム制御の恐れ

悪用されるとサービス妨害(DoS)状態を誘発されたり、システムを制御されたりする可能性もある。

» 2008年08月18日 09時05分 公開
[ITmedia]

 VMwareのサーバ仮想化ソフト「ESXi」に脆弱性が見つかったとして、セキュリティ企業のSecuniaや仏FrSIRTが8月13日付でアドバイザリーを公開した。

 アドバイザリーによると、脆弱性はOpenSSLのエラーに起因する。第三者がこの問題を悪用するとサービス妨害(DoS)状態を誘発したり、システムを制御したりできる可能性もある。深刻度はSecuniaが5段階で上から2番目に高い「Highly critical」、FrSIRTが4段階で下から2番目の「Moderate Risk」と評価している。

 影響を受けるのは、VMware ESXi 3.5。ほかのバージョンも影響を受ける可能性がある。公式パッチはまだ公開されておらず、アドバイザリーでは信頼できるネットワーク環境のみで利用することを推奨している。

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