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» 2008年09月10日 16時23分 UPDATE

スキャニング改善で高速化、シマンテックがNortonの新製品

シマンテックは、個人向けセキュリティ対策ソフトの最新版「Norton 2009」を発売。インストールやスキャン時間の大幅短縮を図った。

[國谷武史,ITmedia]

 シマンテックは9月10日、個人向けセキュリティ/ウイルス対策ソフトウェアの最新版「Norton Internet Security 2009」および「Norton AntiVirus 2009」を発売した。300カ所以上の機能改善により、パフォーマンスを向上させたという。

 新製品は、「Norton Insight」と呼ばれる新しいスキャン手法を採用。Norton Insightは、同社独自の解析技術とユーザーコミュニティーが提供するファイルの信用度データベース、ホワイトリスト、「Soner」と呼ばれる振る舞い検知技術を併用し、スキャン時にこれらの情報を参照して信頼度の高いファイルのスキャンニングは行わない仕組み。これにより、全ファイルをスキャンする従来型の手法に比べてスキャン時間を最大で5分の1に短縮した。

notn01.jpg Norton Insightの管理画面。ファイルの信頼度を5段階で評価する

 このほか、インスール時の所要時間を2割程度に短縮化するとともにメモリ使用量を従来の約8分の1の約7Mバイトに抑えることで、システムのパフォーマンス低下を回避するようにしたという。IDなどの個人情報を効率的に管理する機能や、動画閲覧時などにアラート通知などを行わないようにする「Silent Mode」機能も追加した。

 製品を担当する米Symantecコンシューマー製品シニアディレクターのデーブ・コール氏は、「近年はアプリケーションの脆弱性悪用やWebを介した攻撃の急増している。Sonerをはじめとする独自のセキュリティ対策技術で防御できるようにしつつ、システムパフォーマンスに影響を与えないバランスを追求した」と話した。

notn02.jpg コール氏

 同社では7月に新製品のパブリックβ版を公開したが、プロダクトマーケティングシニアマネジャーの風間彩氏によれば、Norton Internet Securityのダウンロード件数は国内だけで前年比7倍になった。主にユーザーコミュニティーサイトなどでの口コミが件数増に結びついたという。

 ダウンロード版は同日から発売され、パッケージ版は9月13日に発売する。価格は、Internet Security 2009の3PCインストールライセンスの場合でダウンロード版が6825円、パッケージ版はオープンとなっている。

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