プレリリース版の「Update Rollup 4 for Exchange Server 2007 SP1」が一部に手違いで配布されてしまった。
MicrosoftがExchange Server 2007のアップデートのプレリリース版を手違いで配布し、一部のサーバで自動更新された可能性がある。同社がExchangeチームブログで明らかにした。
それによると、Microsoftが月例セキュリティ更新プログラムを公開した9月9日、手違いにより、プレリリース版の「Update Rollup 4 for Exchange Server 2007 Service Pack 1(KB952580)」がMicrosoft Update、Microsoft Update Catalog、WSUS経由で配布されてしまった。
Microsoftはすぐにミスを発見してMicrosoft Updateからプレリリース版を削除したが、一部のサーバがこれを検出し、ダウンロードとインストールをしてしまった可能性がある。
Rollup 4のプレリリース版にはExchange Web Service(EWS)に不具合があり、クラッシュが繰り返される可能性があるため、もしもインストールしてしまった場合はアンインストールするよう促している。
完成版は間もなくリリース予定で、その際にはExchange 2007 SP1にインストールされたプレリリース版のRollup 4は上書きされるという。
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