Mac OS Xのアップデート公開、深刻な脆弱性を修正

AppleはMac OS X 10.5と10.4の多数の脆弱性に対処するセキュリティアップデートを公開した。

» 2008年09月16日 08時27分 公開
[ITmedia]

 米Appleは9月15日、Mac OS X 10.5と10.4の脆弱性に対処するセキュリティアップデートを公開した。

 Mac OS X最新版となるバージョン10.5.5と「セキュリティアップデート2008-006」では、計26項目の脆弱性に対処した。Mac OS X 10.4.11と、Mac OS X v10.5〜10.5.4が対象となる。

 深刻な脆弱性があるのはImageIOやQuickDraw Manager、VideoConferenceなど。細工を施したフォントや悪質なTIFF画像、悪意を持ったユーザーとのビデオカンファレンスなどを通じ、任意のコードを実行される可能性がある。

 また、ホスト名とIPアドレスの変換を行うlibresolvやmDNSResponderでは、DNSキャッシュポイズニングの脆弱性に対処した。

 アップデートはシステム環境設定の「ソフトウェア・アップデート」パネル、またはAppleサイトのソフトウェアアップデートページから入手できる。

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