インテル、セキュリティ管理機能を強化した新「vPro」発表

リモート上のPCの遠隔サポートやスケジュールによる自動セキュリティ診断機能などを搭載した。

» 2008年09月22日 18時24分 公開
[ITmedia]

 インテルは9月22日、デスクトップ向けのハードウェア管理プラットフォーム「vPro」の最新版(開発コード名「McCreary」)を発表した。リモート上にあるPCのセキュリティ状態を管理する機能を強化している。

 新vProは、企業のファイアウォールの外側からPCを保護、管理する機能を搭載。「遠隔アラート機能」では、電源がオフとなっているPCや設定したパラメーターを満たさないPCを遠隔からサポートできる。「リモート・スケジュールド・メンテナンス機能」では、PCに定期保守用のプログラムをインストールすることで自動的に管理プログラムを実行し、リモートでPCの運用管理が行える。「遠隔ヘルプ機能」を利用すれば、OSやHDDが動作していない状態でもリモートからユーザーをサポートできる。

 また、2種類のアクセス制御機能を採用。「アクセス・モニター機能」はシステムの操作ログを管理し、ネットワーク上のPCのセキュリティ状態を詳細に把握できる。マイクロソフトの「ネットワーク・アクセス・プロテクション」(NAP)にも対応し、認証用組込み技術を利用することでNAP対応PCを遠隔から管理できるという。

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