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» 2008年11月28日 08時17分 UPDATE

多言語化で被害拡大の恐れ:日本語の偽ウイルス対策ソフトが登場

「jp.」など複数の国別サイトを使い分ける偽ウイルス対策ソフトが見つかった。

[ITmedia]

 フィンランドのセキュリティ企業F-Secureは、日本語など複数の国別サイトを使い分ける偽ウイルス対策ソフトウェアが見つかったと伝えた。

 偽ソフトウェアの「VirusRemover 2008」は、URLの冒頭に「jp.」などの国別アドレスを付けたサイトで宣伝されている。jpのほか、ドイツ、フランス、エストニアなど複数の国のバージョンがあるという。

virusremoverjp.jpg 日本語の支払いページ(F-Secureより)

 同サイトの文面は英語だが「自動的にリダイレクトされない場合、ここをクリックしてください」という記載があり、リンク先の商品注文サイトは日本語表記になっている。クレジットカード番号やメールアドレスなどを入力させるフォームがあるが、日本語はかなり不自然な表現だった。

 VirusRemoverのデモ版をインストールすると、システムをスキャンすると見せかけて「あなたのコンピュータに怪しいファイルが見つかりました」という偽の警告メッセージを表示し、有料版を購入するよう仕向ける。しかし、この警告メッセージで列挙されたマルウェアは自分のシステムに存在しているわけではなく、同ソフトウェアに仕込まれたテキストファイルを読み込んでいるにすぎないという。

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