Movable TypeにXSSの脆弱性任意のスクリプト実行の恐れ

ブログ作成ツールのMovable Typeにクロスサイトスクリプティングの脆弱性が見つかった。

» 2008年12月03日 17時43分 公開
[ITmedia]

 シックスアパートのブログ作成ソフトウェア「Movable Type」にクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性が見つかった。情報処理推進機構(IPA)セキュリティセンターとJPCERT コーディネーションセンターが12月3日、JVN(Japan Vulnerability Notes)に情報を公表した。

 脆弱性は、Movable Type 4および同3、同 Enterprise 1.5に存在する。シックスアパートによると、脆弱性はアプリケーション管理画面の一部で適切に入力がエスケープされないことに起因するという。また、今回の脆弱性は9月および10月に公開したものとは異なる。

 脆弱性が悪用された場合、特定のWebブラウザ上で任意のスクリプトが実行される可能性がある。

 シックスアパートは、この脆弱性に対処したMovable Type 4.23、同3.38、同 Enterprise 1.56を公開し、ユーザーにアップデートを促している。

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