Panda Securityによれば、スパムメールに悪用される有名人のトップはブラッド・ピット氏だった。
セキュリティソフトウェアメーカーのPanda Securityは、2008年にスパムメールで悪用された著名人トップ10を発表した。首位のブラッド・ピット氏と2位のトム・クルーズの2人だけで、スパム全体の4分の1を占めた。
女性のトップはブリトニー・スピアーズ氏で、全体でも3位だった。また、6位には米国に人気オーディション番組「American Idol(アメリカンアイドル)」がランクインした。スポーツ選手では、F1ドライバーで選手権チャンピオン経験者のフェルナンド・アロンソ氏がトップ10圏外ながら上位となった。
こうした著名人を悪用するスパムでは、ヌードといったわいせつ画像や件名を付けて、ユーザーに開封させたり、添付したマルウェアを実行させたりする手口が常態化している。
同社はソーシャルエンジニアリング攻撃の代表例であり、乗せられた受信者は必ず何らかのマルウェアに感染すると警告している。
名前 | 割合(%) |
---|---|
ブラッド・ピット | 12.57 |
トム・クルーズ | 12.14 |
ブリトニー・スピアーズ | 12.01 |
アンジェリーナ・ジョリー | 11.62 |
リンジー・ローハン | 10.15 |
アメリカンアイドル | 9.79 |
ジェシカ・アルバ | 9.52 |
オプラ・ウインフリー | 8.08 |
パリス・ヒルトン | 6.64 |
ジェニファー・アニストン | 5.14 |
その他 | 2.34 |
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