CTC、Solaris搭載のHPサーバを発売

伊藤忠テクノソリューションは、UNIX OS「Solaris」を組み込んだ日本HPのx86サーバを発売する。

» 2009年08月26日 13時50分 公開
[ITmedia]

 伊藤忠テクノソリューション(CTC)は8月25日、米Sun MicrosystemsのUNIX OS「Solaris」を組み込んだ日本HPのx86サーバの販売を開始すると発表した。

 製品名は「Solaris on ProLiant」。日本HPのx86サーバ「HP ProLiantサーバシリーズ」にSolarisを組み込んで提供する。サーバ仮想化プラットフォームの製品群である「VMware vSphere」を使ったサーバの仮想化も支援し、Solaris、Windows、LinuxのOSが混在したシステム環境を構築できる。

 Solarisのサポートにより、モニタリング機能「DTrace」やファイルシステム「ZFS」、仮想化技術「Solarisコンテナ」などがHP ProLiant上で利用可能になる。

 Solaris on ProLiantの販売に伴い、既存のシステムからの移行を支援する「アセスメントサービス」およびSunのSPARC Solarisサーバと同レベルの保守を24時間365日体制で支援する「24 x 365保守サービス」も提供する。

 米国ではSolarisとx86サーバの組み合わせたサーバの導入実績はあるものの、国内での正式なサポートはCTCが先駆け。これにより、Solarisを利用する企業は既存のアプリケーションを生かしながら、システムのプラットフォームを幅広く選択できるようになる。

 3年後にはSolaris on ProLiant、関連するミドルウェア、サポートサービスを含め、40億円の売り上げを目指す。

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