メールシステムの入れ替えは進むのかITmedia リサーチインタラクティブ 第5回調査

パナソニックが全世界で米IBMの「LotusLive」を採用するというニュースは、エンタープライズ界隈の大きなトピックだった。2010年はメールシステムの刷新やコラボレーションツールの採用が進みそうだ。ITmedia エンタープライズでは読者調査から、コミュニケーションやコラボレーションに対する企業の意向を探っていく。

» 2010年01月25日 12時00分 公開
[ITmedia]

ITmedia リサーチインタラクティブ 第5回調査「コラボレーション/コミュニケーションツール」の調査は終了しました。ご協力ありがとうございました。第6回目の調査は3月上旬に実施する予定です。


 パナソニックが全世界で米IBMのSaaS(サービスとしてのソフトウェア)型グループウェア「LotusLive」を採用するというニュースは、1月のエンタープライズ界隈の大きなトピックの1つだといえる。これまで使っていた米Microsoftの電子メールシステム「Microsoft Exchange」からLotusLiveに乗り換え、パナソニックの連結会社を含めた28万人以上の従業員が使う情報基盤を構築していく見通しだ。

 SaaSとして提供されるグループウェアや電子メールを活用した情報共有システムの入れ替えは、2010年以降も活発に刷新が進むとみられる。情報系システムは基幹システムに比べて、クラウドコンピューティングとの親和性が高く、システムの入れ替えによるコストの削減効果が期待できるからだ。また、情報共有を円滑にするシステムを整備して、競争力の強化につなげようとする企業も出てくる。パナソニックではLotusLiveの採用について、「大坪文雄社長もコラボレーションの重要性を理解しており、それを実現する仕組みに必要性を感じていた」(米Panasonic ガス・バハモンデス氏)という。

 電子メールシステムの入れ替えやコラボレーションツールの採用は、今後どのように進むのか。ITmedia リサーチインタラクティブでは、第5回読者調査「コラボレーション/コミュニケーションツール」を実施し、コラボレーションや情報共有のシステムに対する企業の現在の意向を明らかにしたい。具体的には、現状どのような電子メールやグループウェアが使われているか、2010年にそれらを刷新する予定はあるか、といったトピックを聞く。アンケートは2月5日まで実施し、回答者にはアナリストによる分析リポートをダウンロード提供する。集まった回答の分析結果は、「ITmedia リサーチインタラクティブ」において編集記事として掲載していく予定だ。

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