NRIセキュア、重要度別に電子ファイルを管理する製品に有償版を追加

NRIセキュアは、文書ファイルを重要度別に管理する「SecureCube/Labeling」の新製品として、一元管理などができる有償版「SecureCube/Labeling Enterprise」を発売した。

» 2010年02月17日 15時05分 公開
[ITmedia]

 NRIセキュアテクノロジーズは2月17日、電子ファイルを内容の重要度に応じて管理するソフト「SecureCube / Labeling」シリーズの新製品「SecureCube / Labeling Enterprise」を発売した。併せて個人向けの「同Personal」では同日から有償サポートを始めた。

 SecureCube / Labelingは、電子ファイルの内容の重要度に応じてユーザーが「極秘」や「社内限定」「公開」といった識別用ラベルを貼り付けて管理する製品。2009年10月から個人PC向けのPersonalを無償提供している。

 新製品はサーバ向けとなり、複数ユーザーの管理状況を一元的に収集して、情報資産管理台帳の作成や運用ができる。また、ファイルに貼り付けるラベルのポリシーの統一的な適用、管理ファイルに対するアクセスのログ収集、分析などができる。

 SecureCube / Labeling Enterpriseと、同Personalの有償サポートの費用は、ユーザー数に応じて異なる。別途、Enterpriseの導入支援を1サーバ当たり50万円(税別)で行う。同社ではSecureCube / Labeling全体で2010年度に2億円の売り上げを見込んでいる。

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