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» 2010年04月10日 08時30分 UPDATE

ビジネスマンの不死身力:新入社員が前向きになる一言を (1/2)

新入社員への声の掛け方1つで、働きやすい職場は生み出せる。彼らの不安や悩みを解消する会話のポイントは「体験を話す」「ポジティブな言い換えをする」ことだ。

[竹内義晴,ITmedia]

少し考え方を変えることで、仕事を楽しく充実したものに。「ビジネスマンの不死身力」では、そのノウハウをお伝えします。


 新年度が始まった4月は、新入社員が入社してくる。彼らをどう迎え入れるかで悩んでいる人もいるだろう。早く現場で活躍してほしいと思う一方で、世代間のギャップを感じ、どう声を掛ければいいか分からないという意見もよく聞く。

 同じ職場で働くのも何かの縁だ。そこで今回は「不安や悩みを持った新入社員に掛けるべき一言」についてお話ししよう。少しの会話の工夫で、お互いが打ち解け、新入社員が1日も早く現場で活躍できるようになるだろう。

新入社員の気持ち

 まず、新入社員の気持ちを考えてみたい。入社時は、将来に希望を抱き、「積極的に行動しよう」とモチベーションも高い。だが社会人として一人前に活躍できるかという不安や、先輩に迷惑を掛けないかという悩みを常に抱えている。

 新入社員の不安を取り除くためには、まず話を聞くことから始めよう。彼らにとって、先輩に話を切り出すのは思いのほか難しい。そこでこちらから「最近どう?」「悩んでいることがあったら、何でも話していいよ」と声を掛け、話のきっかけを作ってみる。新入社員は、思っていることを声に出して伝えることで、不安や悩みが解消されていくものだ(関連記事:「聞く姿勢」は職場で苦しむ仲間を救う)。

 さらに、先輩として必要なのは、彼らの不安や悩みを取り除いてモチベーションを上げ、仕事の成果につなげることだ。そのためには会話において、「体験を話す」「ポジティブな言い換えをする」というポイントを意識してみるといい。

不安を乗り越える道のりを示す――体験を話す

 新入社員の不安や悩みを解消するポイントは2つある。1つ目は、あなたが過去に同じ悩みを抱え、乗り越えてきた経験を伝えることだ。「人前で話すのが苦手」と悩む新入社員には、「人前で話すのは緊張するよな。実は俺もそうだったんだよ」と、あなたの新入社員時代の経験を話してみるといい。

 さらに具体的に「最初はうまく話せなくて、先輩にしかられてばかりだったよ。けど『今の状態をもっとよくするにはどうしたらいいか』を考え、話す回数を増やしたら、自然と苦手意識がなくなったんだ」と伝えてみよう。

 「先輩も緊張していた時期があり、それを乗り越えてきた」という事実は、新入社員の不安を和らげる。スキルを身に付けてきた過程を伝えることで、彼らは目標までの道のりをイメージでき、安心して行動できるようになる。

 ちなみに、「○○すべき」「○○にするとよい」といったアドバイスはとても大切だが、経験が浅い新入社員にとって、強制を伴うアドバイスはプレッシャーになってしまう場合もあるので注意したい。

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