セキュアブレインとセキュアスカイテクノロジーは、Web感染型マルウェア対策サービスを提供する。
セキュアブレインとセキュアスカイテクノロジー(SST)は7月6日、Gumblar型攻撃に代表されるWeb感染型マルウェアの対策サービスを開始した。
このサービスは、SSTのWebアプリケーションファイアウォール(WAF)の運用代行サービス「Scutum」に、セキュアブレインのWeb感染型マルウェア対策情報を組み合わせて提供するもの。Webサイトを閲覧したユーザーをマルウェアに感染させることを狙った攻撃を検知する。
Web感染型マルウェアは、2008年以降に急増している脅威の1つ。「Gumblar型攻撃」とも呼ばれる場合がある。攻撃者によって正規のWebサイトに不正なリンクやコードが埋め込まれ、閲覧者がマルウェアに感染してしまうのが特徴で、2009年後半には大手企業のWebサイトが相次いで改ざんされた。
SSTは以前からScutumでのGumblar型攻撃の検出に対応していたが、セキュアブレインとの提携によって検知・防御性能の向上が見込めるとしている。
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