Firefox 3.6.7では全部で14件の脆弱性を解決され、同じ脆弱性が存在していたThunderbirdとSeaMonkeyの更新版も公開された。
Mozilla Foundationは、Webブラウザの更新版となる「Firefox 3.6.7」を7月20日付でリリースし、多数の脆弱性や安定性の問題を解決した。
Mozillaのセキュリティアドバイザリーによると、Firefox 3.6.7で解決した脆弱性は全14件で、うち8件が危険度「最高」に分類されている。具体的には、PNG画像ファイルの処理やCSSの値を保存するための配列クラス、プラグイン引数要素の名称と値を保存するためのコード、DOM属性の複製処理などに脆弱性が存在する。これらの問題を悪用された場合、リモートでコードを実行される恐れがあるという。
同じ脆弱性を解決したThunderbird 3.1.1と、SeaMonkey 2.0.6も併せてリリースしている。
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