腕時計の時間を進めては“いけない”理由オルタナブログ通信(1/4 ページ)

約270人のブロガーが、ITにまつわる時事情報などを日々、発信しているビジネス・ブログメディア「ITmedia オルタナティブ・ブログ」。その中から今回は「腕時計」「iPhone」「課金」「電子書籍」「信号」について紹介しよう。

» 2010年08月27日 17時00分 公開
[森川拓男,ITmedia]

なぜ、腕時計の時間を進めては“いけない”のか?

 この「腕時計の針を1分進める」というテクニックは、一時的に時間に遅れないという効果はあったとしても、ビジネスマンが持つべき最低限の習慣を身に着けるという意味では最悪の方法である。(中略)日々修正しなくてはならないのは、時計の針ではなく、自分の習慣なのだ。

 腕時計の針を1分進めてしまう習慣はなぜ悪いのか。:けんじろう と コラボろう!


 思わずギョッとしてしまった。筆者は現在電波時計を利用しているが、かつて腕時計を利用していたころは、針を1〜2分進めていたからだ。これをやっている人は、意外と多いのではないだろうか。

 腕時計の時間を進めるという行為は、このエントリーの中でも書かれているように、常に時間を先取りして行動できるという理論に基づくものだが、吉田賢治郎氏が指摘する欠点をも併せ持っている。すなわち、しばらくすると腕時計が進んでいることを前提に行動してしまい、徐々に進める分数を増やしていくという悪循環に陥るのである。もちろん、そんなに進めてしまっても無意味なので、ある程度進めた段階でリセットし、同じことを繰り返すことになってしまう。

 結局は、腕時計の時間を進めるのではなく、時間に合わせて早く動くことが大切であり、日ごろの心掛けが大事なのだ。

 いま一度、自分の習慣を、見直しておきたい。

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