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» 2010年12月10日 16時50分 UPDATE

オルタナブログ通信:元年とは言うけれど――電子書籍がもうからない6つの理由 (1/4)

約240人のブロガーによって日々、ITにまつわる時事情報などが発信されているビジネス・ブログメディア「ITmedia オルタナティブ・ブログ」。今回はその中から、「mixi」「Facebook」「電子書籍」「iPhone」などを紹介しよう。

[森川拓男,ITmedia]

メールアドレスとSNSが結び付くと

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 mixiのマイミクの壁は、小さな村の境界のようなもので、中にいたらいろいろ濃く分かっている、逆に言うと「よそ者」が居ない世界ではないでしょうか?

 mixiの仕様変更「友人のメールアドレスから探す」を恐れるべき理由:坂本英樹の繋いで稼ぐBtoBマーケティング


 かつてWebサービスは、それぞれが単独で動いていたものだ。しかし最近、Twitterなど複数のサービスと連携するものが目に付くようになった。それらでは接続を許可するかどうか確認が出るが、むやみやたらと許可してはいけない。坂本英樹氏「坂本英樹の繋いで稼ぐBtoBマーケティング」の【緊急】FacebookのGrupo ワーム(スパム)への注意と善後策で紹介されているように、ワームのケースもあるからだ。TwitterやFacebookなど、アプリケーション連携は便利ではあるが、利用には注意したいものだ。

 坂本氏のエントリーで、もう1つ気になるものがあった。mixiの仕様変更「友人のメールアドレスから探す」を恐れるべき理由だ。mixiユーザーにとって、この仕様変更の反響は大きかったようだ。

 坂本氏は、「mixiは個人的なことを限られた範囲に書く場として生まれて定着」していることを指摘。一方メールは広く使われるため、「メーリングリストに投稿すればそれだけ多くの人に見えるし、一般公開している場合もあります。また、大量のメールアドレスを保有する企業・団体も多く、そういう情報に触れられる人が、その個人的な情報の一端を垣間見ることができる場にmixiが変わると、いろいろな問題が起きそうに思えます」と述べている。

 その心配は現実のものとなったようで、この機能から本名バレをしたのではないかという事例がニュースサイトなどで取り上げられている。たかがメールアドレス。されどメールアドレス。本名を知らないはずのところで、本名を呼ばれてしまったら……。

 そのせいかどうか、11月30日に仕様変更が行われたばかりの「メールアドレスでマイミク登録」機能は、12月2日には「ユーザーの皆様がご利用しやすいよう一部機能の見直しをおこなうため、変更前の仕様にいったん、戻させていただきました」と発表された。さらに12月1日からホームに表示されるようになった「友人の最近の動き(アクティビティ情報)」も、12月3日に機能休止されている。これら新機能リリースから休止が相次いだことに対し、笠原健治代表取締役社長からおわびのメッセージが掲載された。

 今回の新機能リリースは、Facebookなどの台頭に対抗するものかもしれない。しかし、mixiとFacebookとでは、ユーザー層など単純比較できないものもあるはずだ。ユーザー目線で、本当に必要とされているものを、リリースしていただきたいものだ。

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