セサミストリートに続き、Microsoftの公式YouTubeも改ざんされ、数時間にわたってコンテンツが置き換えられた。
米Microsoftの公式YouTubeチャンネルが改ざんされ、一時的にすべての公式動画が短い動画に置き換えられ、バックグラウンドも変更された。
チャンネルに寄せられたコメントから、この騒ぎは10月23日午前8時ごろ(米太平洋時間)に発生し、同日午後2時過ぎには復旧したようだ。
セキュリティ企業の英Sophosのブログによると、同チャンネルのコメント欄に、ハッキングの実行者のものと思われる「何も間違ったことはしていない。ただ2006年に作成したアカウントにログインしただけだ」というコメントが投稿されていたという。どのような手口でコンテンツが改ざんされたのかは不明だが、Microsoftのパスワード管理が甘かったのではないかとSophosは推測している。
米ブログメディアのGeekWireの問い合わせに対し、Microsoftは同日午後2時7分に公式チャンネルを復旧し、すべてのコンテンツのリストア中であると答え、「YouTubeと協力し、今後の安全対策を確認していく」と付け加えた。
YouTubeでは、17日にも「セサミストリート」の公式チャンネルが改ざんされ、一時的にポルノ映像が掲載されるという騒ぎが起きている。
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