EMCジャパン、ストレージ管理ソフトの最新版をリリース

仮想マシンとストレージの性能依存関係や、ストレージの利用状況などを分析できる機能を搭載する。

» 2012年04月09日 12時18分 公開
[ITmedia]

 EMCジャパンは4月9日、ストレージ管理ソフトウェア製品の最新版「EMC ProSphere 1.5」を発売した。最小構成での価格はEMC Symmetrix向けが580万円(税別)から、EMC VNX向けが80万円(同)からとなる。

 同ソフトでは仮想マシンの性能を自動的に収集して、仮想マシンとハイパーバイザ、ストレージにおける性能に依存関係を可視化する機能を搭載。性能問題の切り分けとサービスへの影響の特定に要する作業時間を大幅に短縮できるという。

 またストレージの利用状況を、時間やユーザー、ロケーション単位で追跡でき、空き容量や回収できる容量を確認しながらストレージの利用効率を高められるようになる。同社の自動階層化技術「FAST VP」との連携も強化し、仮想プールレベルでのストレージ容量の消費状況を把握できるようにした。「FAST VP」ポリシーに基づいて適切なタイミングで容量を追加できるとしている。

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