Google検索の英語版Androidアプリで“会話”での指示が可能に

Android版Google検索がアップデートされ、英語版では音声の命令で電話をかけたり、メールを作成して送信したりできるようになった。

» 2013年11月16日 08時39分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Googleは11月14日(現地時間)、Android版Google検索をアップデートした。このアップデートで、Google Nowのカードの種類が増えた他、英語環境では音声での多段階呼び出しが可能になった。

 電話、メール、テキストメッセージの送信やGoogleカレンダーの予定の確認を音声で段階的に指示できる。米AppleのiOSの機能「Siri」の同様の機能は日本語に対応しているが、Google検索ではまだ日本語は使えない。

 例えばテキストメッセージを誰かに送信したい場合の会話は以下の通り。

 google

ユーザー:Send a message.

Google:Who would you like to text?

ユーザー:(連絡先にある名前を言う)

Google:What's the message?

ユーザー:(メッセージの内容を言う)

Google:Do you want to send it?

ユーザー:Yes.

 途中でキャンセルしたい場合は「Cancel」でキャンセルできる。連絡先を聞き取れないと、もう一度発音するか、連絡先から相手をピックアップするようGoogleが申し出る。

 デスクトップ版Google検索に5月に追加された会話機能と同様に、「ラリー・ペイジって誰?」「GoogleのCEOです」「彼は何歳?」「40歳です」といった会話も可能だ。

 Android 4.4(コードネーム:KitKat)であれば、ホーム画面あるいはGoogle検索画面を表示した状態で「Ok Google」とマイクに向かって言うとGoogle検索の音声入力をスタートできるので、メッセージの送信をハンズフリーで行える。

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