Android Wear端末「G Watch」を発売したLG Electronicsが、保護者のAndroid端末と接続して子どもの居場所をトラッキングしたり通話ができる子ども用ウェアラブル端末を発売する。
韓国LG Electronicsは7月9日、幼児・児童向けの腕時計型ウェアラブル端末「KizON」を発表した。保護者が子どもの居場所をトラッキングできる他、連係しているAndroid端末と通話できる。
トラッキングにはGPSとWi-Fiを採用。通話は2Gあるいは3Gに対応しており、文字盤に当たる表面にあるボタンを押すことでプリセットしてある電話番号と通話できる。このボタンを押すことで着信に応答でき、自分から発信することもできる。着信後10秒以内にボタンを押さないと、保護者はKizONのマイクで集音した音を聞ける。
また、あらかじめ設定した時刻に子どもの居場所を通知する機能も搭載する。例えば夕方になっても遠くの公園で遊んでいることが分かったら、早く帰るよう連絡できる。
バッテリーは400mAhで、1度の充電で約36時間持続し、25%以下になると保護者の端末に警告が表示される。
子どもが喜んで装着するように、本体の色はブルー、ピンク、グリーンの3色で、人気アニメのキャラクターをあしらったアクセサリーを追加できる。
バンド部分の素材は水を弾くポリチオウレタン。本体部分のサイズは34.7×55.2×13.9ミリ。OSは明記されていない。
価格は発表されていない。まず韓国で7月10日に発売され、年内に北米と欧州でも発売する計画という。
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