Adobe、Flash PlayerとColdFusionをアップデート 脆弱性を修正

Flash Playerでは3件の深刻な脆弱性を修正した。特にWindowsとMacについてはできるだけ早く更新を適用するよう促している。

» 2014年10月15日 08時06分 公開
[鈴木聖子,ITmedia]

 米Adobe Systemsは10月14日、Flash PlayerとColdFusionの脆弱性を修正するセキュリティアップデートを公開した。

 Flash Playerでは3件の深刻な脆弱性を修正した。脆弱性はWindows、Mac、Linux版に存在し、悪用された場合、攻撃者にシステムを制御される恐れがある。特にWindowsとMacについては、できるだけ早く更新を適用するよう促している。

 脆弱性を修正したFlash Playerの最新版は、15.0.0.189(WindowsとMacのデスクトップラインタイム版)、13.0.0.250(延長サポート版)、11.2.202.411(Linux版)の各バージョン。Google ChromeとMicrosoftのInternet Explorer(IE)10/11に搭載されたFlash Playerは自動的に最新版に更新される。

 また、Adobe AIRデスクトップランタイムとAndroid向けAdobe AIRはバージョン15.0.0.293に、AIR SDKはバージョン15.0.0.302に更新された。

 一方、ColdFusionは全プラットフォーム向けのバージョン11、10、9.0.2、9.0.1、9.0を対象にホットフィックスを公開した。クロスサイトスクリプティング(XSS)など3件の脆弱性を修正している。

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