2015年、お金をかけても手に入れるべき「いいもの」半径300メートルのIT(1/2 ページ)

あと2週間とちょっとで2016年を迎えますが、よりよいITライフのためにぜひ手に入れておいていただきモノをご紹介します。

» 2015年12月15日 07時00分 公開
[宮田健ITmedia]

 早いもので、2015年もあと2週間とちょっとで終了。皆さんの中にはボーナスもでて、何を買おうか楽しく悩んでいる方もいるのではないでしょうか。私はガジェット好きなので、ボーナスは出ないものの、今年もいろいろなものを手に入れて楽しんでおりました。そこで、今年を振り返って「これだけは少々値が張ってもいいものを選びたい」と思っているものをピックアップしたいと思います。

もはや必需品の「バッテリー」こそ、品質で選びたい

 まずはみんながスマホを持ち、それにある程度依存する生活になったがために持ち歩かなければならない「モバイルバッテリー」。これは必需品であり消耗品であるため、だいたい2年おきには買い換えています。これまでは持ち歩きに便利な小さなものを選んで買っていた私ですが、最近のモバイルバッテリーは大容量でもかなりコンパクトでびっくりしました。

 私の場合、中身のバッテリーが日本製の、名の通った製品を選んで買うようにしています。今年夏に、海外で行われたとあるイベントでコンパクトで薄いバッテリーをもらったので、軽いしちょうどいいからとしばらく使っていたら、わずか1週間くらいで勝手に放電されている事象が発生し、その後すぐにバッテリーが膨らんできました。いくら安いからといってどこで作られたのかも分からないバッテリーを使用し、故障で発火、爆発されたらたまりません。こればかりはお金をかけても、安心できるブランドの製品を手に入れた方がいいのではないかと思います。

こんな時代だからこそ手間とお金をかけてもいい「バックアップ手段」

 前回も取り上げましたが、日本をターゲットにした身代金ウイルス「ランサムウェア」が大変な猛威をふるっています。被害が明らかになり、このランサムウェアという呼び方もやっと「わが身に降りかかるかもしれない災難」として認知されるようになりました。

 この対策としてはやはり「バックアップ」。バックアップ対策としては、外付けHDDやネットワークストレージ(NAS)、クラウドなどを「買う」ことが重要。この中でも最も簡単なのは、やはり外付けHDDでしょう。Macをお使いならば、OSに内蔵されたバックアップの仕組み「Time Machine」をそのまま使って、外付けHDDに「まるごと」バックアップすることが一番楽でしょう。Windowsにもバックアップツールが搭載されているものの、ちょっと不安定で私はあまり活用できていません。

Time Machineの使い方(Appleより)

 バックアップは「習慣」にならなければ意味がありません。私がオススメしたいのは、モバイルタイプのHDD。このタイプなら、ACアダプタをコンセントにつながずとも、USBケーブルをPCにつなげるだけで使えます。お金をかけるとしたらそんなバックアップ用HDDと、バックアップのソフトウェアがいいのではないでしょうか。

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