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» 2016年03月25日 06時30分 UPDATE

2015年の不正アクセス手口、ID・パスワードの窃盗が35%超に

不正アクセス後の行為ではオンラインバンキングの不正送金が約7割を占めた。

[ITmedia]

 警察庁が3月24日に発表した2015年の不正アクセス状況によると、認知件数は2051件で初めて減少に転じ、検挙件数は2000年の不正アクセス禁止法施行後としては過去最多になった。

 認知件数は、2014年に無料通話アプリでのなりすまし事件が多発したことから3545件を記録したが、2015年は認証強化策によって減少に転じたという。検挙状況は件数が373件、検挙人員が173人。手口では正規ユーザーの設定や管理の甘さに付け込んでID・パスワードを盗むものが35.3%で最多を占め、ネット上に流出したり公開されたりしたID・パスワードを悪用するケースも17.2%あった。

fsiaces01.jpg 2011年以降の状況(警察庁資料)

 不正アクセス後の行為の内訳は、オンラインバンキングの不正送金が全体の74.6%を占め、ネットショッピングでの不正購入(8.1%)とオンラインサービスの不正操作(4.7%)、メールの盗み見など(4.5%)と続く。不正利用されたサービスはオンラインゲームやコミュニティサイトの35.0%を筆頭に、メール(19.3%)、ネットショッピング(16.3%)、オンラインバンキング(9.1%)の順に多かった。

 警察庁では今後、犯罪組織や犯罪インフラとなるサーバなどの積極的な取り締まりと、不正アクセス防止に向けた啓発を推進するとしている。

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