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内山信二「つっかえて入れない……」オフィスの壁に“謎の穴”が！：内山信二が行く！オフィス訪問記（1/3 ページ）

今回はコクヨに潜入！オフィスの真ん中に“謎のサークル”が、オフィスの壁には“謎の入口”が！　個性的で機能的な設計に驚愕…面白すぎて新企画化も？　馴染みやすいオフィスの中で、隠れる内山信二を探すのには何秒かかるか！？

» 2016年07月01日 17時45分公開

[ITmedia]

内山信二が行く！オフィス訪問記について

　本記事は、企業・法人のIT選定・導入をサポートする総合情報サイト キーマンズネット から転載しています。そのため、最新記事をご覧になる場合は、内山信二が行く！オフィス訪問記 からご覧ください。

　文具や事務用品、オフィス家具等を扱うコクヨ株式会社では、コクヨ社員が実際に働いている様子を見学できる「ライブオフィス」という取り組みがある。働き方の多様化が叫ばれる昨今、社員が働きやすく生産性を高められるオフィス環境とはどのような環境なのか？コクヨ社員が実際に働きながら、最新の「働き方」を研究、提案し続ける新しい形だ。今回は、社員が一体となって“働き方変革”に取り組む品川ライブオフィス「SHIPP」にお邪魔した。

内山「働き方を変える、大事ですよね！　僕も9時17時で働きたいんですよ。…うん、そうですよね。それはコクヨさんじゃなくてハローワークに行ったほうがイイですね」

　品川ライブオフィス「SHIPP」の入り口。実際に稼働しているオフィスを見学できる。

※法人のお客さま向け、完全予約制です。

　今回は、コクヨマーケティングの矢島さんに案内してもらいます。

内山「SHIPP！？　船ですか？なんか食べられるんですか？」

内山「いいですねえ、本がたくさんあって。マンガあります？」

　内山くんが思わず尋ねてしまったのは、入ってすぐにある「OPENBAY」というエリア。ここは資料のあるライブラリーエリアと、外からもプレゼンが見えるオープンプレゼンエリアに分かれる。

　かつては資料の重複保管や組織をこえた情報共有の不足などが問題であったが、その点を改善すべく作られたという。

　ここで資料を閲覧しながら打ち合わせをしたり、オープンスタイルのプレゼンテーションが行われたりする。こうした情報発信の場をオープンにすることで、社内外をつなげる効果が得られたという。

矢島さん「社内業務の見える化です。この見える化による“見せる会議”もできます」

内山「“見せる化”ですか。いいですねえ、ちょっとだけよ～ってやつですね」

矢島さん「全部です、オープンプレゼンなんで！」

内山「キャッ！大胆！」

　続いては執務スペースの「クルーエリア」。ここでは自席が設定されないいわゆるフリーアドレス制から一歩発展した“グループアドレス制”をとっている。

　なんでも、以前行っていたフリーアドレス制では、毎日席がバラバラであるゆえにさまざまな部署とのコミュニケーションは増えたものの、結局グループ単位での情報共有が少なくなってしまったそう。そこでグループごとに座ることができるゾーンを決め、その中で自由に座る“グループアドレス制”に変更した。

　これで所属グループはもちろん他部署とのコミュニケーションも円滑にとれるようになり、なおかつフリーアドレス特有の整理整頓と書類削減などのメリットも生まれるようになった。このようにオフィス改善は一度したら終わりではなく、日々問題点に向きあい、改善を繰り返していく、といったスタンスが同社の強みだ。