スマホでの文字入力は“超”高速ながらPCリテラシーは低いといわれる若者世代に、実際にスマホとPCで文字入力をしてもらいました。その結果は……? そして、その能力をもっと活用するには?
この記事は川口玲子氏のブログ「川口玲子の”気になるモノ,者”」より転載、編集しています。
最近の若い人は「スマホは使いこなしているが、PCリテラシーが低い」と、もっぱらの話題になっています。以前の連載記事にもありましたね。
先日も「NEWS ZERO」で「"スマホ"でレポート"超速"入力」として取り上げられていました。私が講師をしている日本ビジネスメール協会認定講師のセミナー風景が紹介されるということで、私も見ていました。
そこでは、学生はPCでの文書入力より、スマホでの入力が圧倒的に速いということが取り上げられ、同じ文書を入力するのにPCとスマホでどれくらい時間の差が出るのかを、実際に学生にやってもらう場面もありました。
私も常々、学生の文書入力速度があまりにも伸び悩んでいることが気になっていたので、彼らがどれくらいのスピードでスマホの文字入力ができるのか計測してみることにしました。
情報リテラシーの授業で毎回行っているPCを使ったワープロ入力の後、自分のスマホで同じ文章を入力してもらい、10分当たりの文字数をPCとスマホで比べてみたのです。
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