セキュリティに関する注意を装い、リンク先の偽サイトで個人情報を盗む。
フィッシング対策協議会は9月13日、Amazonをかたるフィッシング(詐欺の一種)メールを確認したとして注意を呼び掛けた。同日午後1時半現在でメールから誘導される偽サイトが稼働しているという。
確認されたフィッシングメールは、Amazonからのセキュリティ通知を装い、受信者に情報更新を促すメッセージで記載しているURLをクリックさせようとする。誘導先の偽サイトにはメールやパスワードを入力するフォームが置かれ、Amazonの会員情報を盗み取る狙いがあるとみられる。
対策協議会は、JPCERT コーディネーションに偽サイトを閉鎖させるための調査を依頼中。これ以外にも類似の偽サイトが公開される可能性があるとして、アカウント情報を絶対に入力しないようアドバイスしている。
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