日立、顧客協創を推進するグローバル研究チームを発足、IoTソリューション開発支援を強化

日立製作所が、顧客協創を推進するグローバル研究チーム「Insights Laboratory」を発足し、IoTプラットフォーム「Lumada」を活用したソリューション開発を強化。顧客協創のあらゆるフェーズに参画し、顧客のビジネス創出や社会課題の解決を支援する。

» 2017年04月12日 09時00分 公開
[ITmedia]

 日立製作所は、同社のIoTプラットフォーム「Lumada」のソリューションの開発を加速するため、グローバルな研究チーム「Insights Laboratory」を発足した。

 Insights Laboratoryは、データアナリティクスや人工知能(AI)と、協創による課題解決や新ビジネスの創生を支援する顧客協創方法論「NEXPERIENCE」を活用しながら、アイデアの創出からシステム設計、コンセプトや価値の実証など、顧客協創のあらゆるフェーズに参画することで、顧客のビジネス創出や社会課題の解決を支援していく。

 Insights Laboratoryのメンバーは、世界の主要地域に拠点を持つ「社会イノベーション協創センタ(CSI)」在籍の研究者やデザイナーなどに加え、同社の人工知能「Hitachi AI Technology/H」や音声・画像認識、自然言語処理などの研究を行っている「テクノロジーイノベーションセンタ」在籍の研究者で構成。日立アメリカ 研究開発部門Senior Vice President兼Senior FellowのUmeshwar Dayal氏がリーダーとなり、シリコンバレーを拠点にチームをけん引する。

 今後は、IoT事業のグローバル展開を推進する「Hitachi Insight Group」と連携しながら、顧客およびパートナーとの協創を進めていくという。

 また、東京・赤坂を拠点とするCSI東京は、各ビジネスユニットと連携して、グローバルな知見を取り込みながら日本での顧客協創を引き続きリードしていくとしている。

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