KDDIは3月14日、法人向け位置情報提供サービス「GPS MAP」に新料金プランを追加した。4月1日から提供を開始する。
GPS MAPでは、GPS機能を内蔵したau携帯電話を利用し、ユーザーの位置情報を測定、管理者のPCに位置情報を送信する。携帯側から位置情報を管理者に送信する「手動送信」「自動送信」のほか、PCからGPS携帯ユーザーの位置を検索できる「センタープッシュ機能」を持つ。
従来の料金プランでは、1端末あたり500回までのセンタープッシュ利用料が、月額2100円のケータイ利用料に含まれていた。新料金プランでは、ケータイ基本料が月額525円に値下げされ、センタープッシュ1回につき、10.5円の利用料が加算される。また、500回を超えると発生していたセンタープッシュ超過料(1回2.1円)もかからない。「センタープッシュ機能はあまり使わないという企業の声に応え、ケータイ利用料を引き下げたもの」(KDDI広報部)
GPS MAPには、汎用ASPサービスとして提供している「GPS MAPタイプ1」と、社内サーバと連携、カスタマイズして利用できるシステムとして提供している「GPS MAPタイプ2」とがある。今回のプランはそれぞれに適用される。
新料金プラン | GPS MAPタイプ1ライトプラン | GPS MAPタイプ2ライトプラン |
---|---|---|
登録料 | 1050円/契約 | 10万5000円/契約 |
基本料金(月額) | 1050円/契約 | 1050円/契約 |
PC追加ID利用料(月額) | 1050円/ID | 1050円/ID |
ケータイ利用料(月額) | 525円/台 | 525円/台 |
センタープッシュ利用料 | 10.5円/回 | 10.5円/回 |
センタープッシュ超過料 | - | - |
なおKDDIによると、現在GSP MAPを導入している企業は約400社。稼働しているGPS携帯は約6800台(2005年2月末調べ)。
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