NECは7月12日、ロシアに販売会社「NEC Infocommunications」を設立し、営業を開始したことを発表した。
これまで、NECのロシアにおける事業は、モスクワ駐在員事務所、Radio Technical Center、局用交換機の製造・販売を行う合弁会社Closed Joint Stock Company NEC Neva Communications Systemsの三拠点体制で行ってきたが、今後はNEC Nevaに加え、駐在員事務所とRadio Technical Centerを統合。新たにモスクワに新会社を設立することになった。
「NEC Infocommunications」には、営業・SE機能を持たせ、顧客への窓口を一元化することで、客先提案力・CSを強化する。NEC Nevaは、従来の固定網用局用交換機製造に加え、保守・技術支援・システムインテグレーションなどのノン・ハードビジネスを強化し、トータルプロフェショナルエンジニアリングを提供できる体制に移行させていくという。
新会社は当初、NEC NEVAとの連携のもと、2006年以降の商用サービス開始が見込まれる第三世代携帯電話用インフラ事業への本格参入を目指す。
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