Nokia、2005年のモバイル機器販売台数見通しを7億6000万台に上方修正

[ITmedia]

　Nokiaは7月21日、2005年第2四半期の決算内容を発表した。第2四半期の純売上高は81億ユーロ。

　第2四半期の売上高は、前年同期の65億ユーロと比較して25パーセントの伸びを示しており、モバイル機器販売台数は、前年同期比で34パーセントの増加。市場シェアは推定33パーセントに上昇した。

　また、業界全体のモバイル機器販売台数が予想をやや上回ったため、同社は通年の販売台数の見通しを、7億6000万台に上方修正した。これは従来の予想より2000万台上回る数字となる。

　しかし、主に低位機種での市場の拡大比率が高いため、業界全体の平均販売価格は低下傾向が続くものと予想されており、同社CEOヨルマ・オリラ氏は業界全体およびNokiaにとって、年内はこの傾向が続くだろうとしている。