Ericsson、2005年第3四半期の財務実績は堅調

» 2005年10月24日 17時40分 公開
[ITmedia]

 Ericssonは10月21日、2005年第3四半期の業績を発表した。

 売上高は362億スウェーデン・クローネ(以下SEK)で、前年同期と比較して14パーセントの増加。期初来9ヶ月間の売上高は1,062億SEK、純利益は53億SEK、期初来9ヶ月間の純利益は158億SEKと、いずれも前年同期を上回り、1株当り利益は0.34SEK、期初来9ヶ月間の1株当り利益は1.00SEKとなった。

 同四半期の粗利益率は45.2パーセントで、前四半期から若干減少したが、これは急成長するサービス事業、および高い割合を占めるネットワーク展開の影響によるものだという。営業利益率は21.6パーセントで、前四半期と変化はない。

 地域ごとの業績では、アジア太平洋地域の売上高が前年比20パーセント増となり、オーストラリア、インド、インドネシア、日本が特に高い伸びを示した。他方、中国の売上高は、同四半期は減少した。また、北アメリカ地域の売上高は堅調に回復し、前年比31パーセント増。ラテンアメリカ地域は前年比40パーセント増で、特にブラジル、メキシコが好調な伸びに貢献したという。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.