コムスクエア、マルチメディア・コンバートシステム「ClickMOVIE」を開発

» 2005年12月26日 23時59分 公開
[ITmedia]

 コムスクエアは12月26日、携帯電話で撮影した動画ファイルを入力するだけで、携帯・PCサイト向けの自動変換、検閲、配信に対応できるマルチメディア・コンバートシステム「ClickMOVIE」を開発し、ディー・エヌ・エーのオークション&ショッピングサイト「ビッダーズ」に提供開始したことを発表した。

 「ビッダーズ」のペット生体カテゴリでのサービスに採用されたもので、ユーザーが出品手続の際、収録した動画ファイルを携帯電話から送信するだけで、実際に動いている生体の様子を、「ビッダーズ」のPCサイトに自動的に反映できる。

 「ClickMOVIE」のASPサービスでは、同社が開発した「ファイル変換」技術をベースに、ファイルのアップロード、ダウンロードの機能を提供。元ファイルを入力することで、各デバイスに対応したフォーマットのコンテンツ・ファイルに自動変換されるほか、テキスト情報や特殊効果などの編集が可能。同社開発のCTIシステムを活用して、テレビ電話による録画・再生機能も提供される。

 初期費用は48万円から、月額費用は基本料金12万円から。ファイル変換に応じて従量課金される。

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