秋田日本信販、「スマートプラス」を秋田県内スーパーに導入

» 2006年06月28日 23時24分 公開
[ITmedia]
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 UFJニコスグループの秋田日本信販はこのほど、食品スーパーのヤマトと非接触ICカード決済サービス「スマートプラス」(2006年2月22日の記事参照)を導入することで合意し、6月24日より取り扱いを開始したと発表した。秋田県内の食料品スーパーとしては初。

 スマートプラスはUFJニコスが推進する、FeliCa携帯/カードを用いたクレジット・キャッシングサービス。プラスチックのクレジットカードに極めて近い仕様で、国内で流通するクレジットカードと同様の「JIS II」と呼ぶ規格に沿って、カード情報などの情報がFeliCaチップに書き込まれる。流通店舗に置かれる既存のPOSシステムにFeliCa用のリーダー/ライターを増設するだけで、比較的容易に導入できる特徴がある。同サービス導入により顧客サービスや利便性や顧客満足度の向上、レジ処理の迅速化や売り上げ促進などが期待できる。

 ヤマトはスマートプラス導入を機に毎月25日を「ニコ(25)スの日」とし、NICOSカードあるいは「Smartplus」の利用顧客を対象に、カード提示で全商品を3%引きとする会員優待サービスを提供する。また「ニコスの日」にNICOSカードに入会すると、当日限り5%引きとなる特典も設ける。

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