FeliCa対応GPS携帯などによる内外勤統合勤怠管理システムを連携販売

» 2006年07月18日 23時54分 公開
[ITmedia]

 ヒューマンテクノロジーズ、日本SGIおよびKDDIは7月18日、内勤外勤等の勤務形態によらず、全社員を統合管理できる勤怠管理システムを共同で開発したことを発表した。

 ヒューマンテクノロジーズの勤怠管理ASP「King of Timeモビレコーダー」と、FeliCaリーダー/ライターと監視カメラを搭載した日本SGIのマイクロサーバ「ViewRanger」を組み合わせた勤怠管理システムで、8月より連携販売が開始される。

 社員が持つau端末に、BREW上で動作する打刻アプリケーションをあらかじめインストールしておき、携帯電話からヒューマンテクノロジーズが運営する勤怠管理サーバに勤怠実績を送信することで、出退勤などの時刻を打刻することができる。

 外勤時には、au端末に搭載されているカメラで自分の顔を撮影。撮影した顔画像にGPSの位置情報を付加して勤怠管理サーバに送信することで、勤怠実績が打刻される。また内勤のユーザーは、FeliCaリーダーにFeliCa搭載のau携帯電話をかざすことで、勤怠実績の打刻が行われる。マイクロサーバは監視カメラにより打刻時の画像を記録し、打刻情報と一緒に画像を勤怠管理サーバに送信されるため、内勤時の入退室セキュリティも確保できる。

 システムの対応機種はW41H、W41CAの2種類で今後順次拡大される予定。「King of Timeモビレコーダー」の月額利用料金は1ユーザー500円で、「ViewRanger」はオープンプライス。

 なお、同システムは7月19日から21日まで、東京ビッグサイトで開催される「ワイヤレスジャパン2006」のKDDIブースで、デモ展示される。

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