銀行口座からEdyをチャージ──日立と沖電気がASPサービスで協業

» 2006年09月07日 01時24分 公開
[ITmedia]

 日立製作所と沖電気工業は、電子マネー「Edy」に対応したおサイフケータイで、銀行口座からオンラインチャージを行えるようにする金融機関向けASPサービスの提供で協業すると発表した。

 両社は日立の「ネットバンキング共同センタサービスFINEMAX」と、沖電気の「Edyチャージソリューション」を連携させた「ネットバンキングEdyチャージサービス」を共同で開発し、11月1日から地域金融機関向けに提供を開始する。ASPでサービスを提供するため、同サービスを利用する地域金融機関は、新たにネットバンキングシステムやEdyチャージ機能を開発することなくEdyチャージサービスを導入できる。

 ネットバンキングEdyチャージサービスを提供するにあたり、日立はFINEMAXサービスに沖電気のEdyチャージサーバと接続するためのインタフェースを追加。また、銀行口座を管理する勘定系システムとの接続部分を開発し、FINEMAXサービスの「Edyオプションサービス」として提供する。

 沖電気は、FINEMAXサービスと連携するEdyチャージサーバと、顧客の携帯電話に搭載するアプリケーションを開発。EdyチャージサーバとビットワレットのEdyサーバは、専用線で接続される。

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