セーバーとフジヤマ、携帯電話向け多言語字幕情報付き映像配信で業務提携

» 2006年09月25日 23時28分 公開
[ITmedia]

 セーバーは9月25日、フジヤマと携帯電話向け多言語字幕情報付き映像配信に関し、業務提携したことを発表した。

 今回の提携により両社は、セーバーが開発した携帯電話向け動画配信システム「Saver Live Server 3.0」と、フジヤマが開発した字幕制作システム「NATSU」、多言語字幕配信システム「CoMABL」を連携し、携帯電話向けの動画に日本語と英語の字幕情報を付加して配信する環境を提供していく。

photo システムの概要

 セーバーは11月より、「CoMABL」から配信される字幕情報を取り込み、動画コンテンツに付加して配信する機能を実装した「Saver Live Server 3.0」を、携帯向け動画コンテンツ提供会社に向けて販売する予定だ。

 またフジヤマは、PC向け多言語字幕配信システム「MABL」をベースに、「Saver Live Server 3.0」への字幕情報配信用システムとして「CoMABL」を再開発して、新システムの販売を開始。さらに同社が事業主体となり、コンテンツ提供事業者が利用できるASPサービスも、11月から提供開始する。

 今後両社は、韓国語、中国語などの言語に順次対応することを計画しているという。

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