Apacheをインストール後,最初にWebブラウザで見てみると次のようなページが表示されるだろう。このページを編集すれば,好みのものに変更できる。しかしどこのディレクトリに存在しているのだろうか。2つのパターンで紹介しよう。
Apacheが無事に起動すればこのページが見られる
Red HatディストリビューションのRPMパッケージでインストールした場合には,次のディレクトリがホームページディレクトリになっている。
■RPMの場合のホームページディレクトリ /var/www/html/ |
一方,tarボール(ソースファイルのアーカイブ)からコンパイルをしてインストールした場合,標準make installでは次のディレクトリがホームページとなっている。
■tarボールの場合のホームページディレクトリ /usr/local/apache/htdocs/ |
これらのディレクトリを自らの一般ユーザーのホームにシンボリックリンクしておくと便利だ。例として,次のように指定するとアクセスするのが容易だろう。
# ln -s /usr/local/apache/htdocs/ ~xxxx/public_html |
ただし,標準設定のままではhtdocsのディレクトリの書き込み権限がないためユーザーおよびグループを変更してしまってもよいだろう。
# chown xxxxx /usr/local/apache/htdocs/ # chgrp xxxxx /usr/local/apache/htdocs/ |
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