Apacheのステータス推移を記録したい～log_server_status～

[木田佳克，ITmedia]

　Apacheには、「log_server_status」と呼ばれるPerlスクリプトが用意されている。ただし、Red Hat Linux 8.0などのRPMパッケージのApacheには含まれておらず、ソースアーカイブ（tar.gz）から取り出す必要がある。

　このスクリプトを利用すると、mod_statusで取得される情報を定期的にテキストファイルへ保存可能だ。以下、Apache1.3.27を例に基本的な実行手順までを解説しよう。

・ダウンロード先例
http://sunsite.tus.ac.jp/pub/apache/httpd/

$ tar zxfv apache_1.3.27.tar.gz
$ cd apache_1.3.27/src/support/
$ # ls -l log_server_status
-rwxr-xr-x　1 1078　1078　　4646　3月 14　2002 log_server_status

$ vi log_server_status

～中略～

$wherelog = "/var/log/httpd/graph/";
$server = "localhost";
$port = "80";
$request = "/status/?auto";

　上記のファイル保存先などを確認後、ログ保存先のディレクトリを確認してからスクリプト実行をしてみよう。

# mkdir /var/log/httpd/graph
# ./log_server_status

　このスクリプトをcronジョブに追加しておけば、推移として把握することが可能だ。

Apacheのステータス推移を記録したい～log_server_status～

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