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» 2001年02月23日 00時00分 UPDATE

相手にHTMLメールを送ってもよいのか判断するには?

[森川拓男,ITmedia]

 Outlook Expressでは,フォントサイズなどを指定することができるHTML形式でメールをやり取りすることが可能だ。しかし,「Outlookのメール送信をテキスト形式にしたい」でも紹介したように,相手のメールソフトによってはHTML形式のメールを正常に読むことができない。この場合は,テキスト形式のメールで送るのがマナーだが,相手がOutlook Express(Outlook)だと分かっているのであれば,HTMLメールでやり取りしてもよいだろう。その判断は,日ごろやり取りしているメールヘッダ情報を見れば分かる。

 Outlook Expressの場合,受信したメールをダブルクリックで開いてキーボードから「Ctrl」+「F3」を押してみよう。これでメールサーバに届いたメッセージの全文を見ることができる。上側の太字(ボールド)になっている部分がヘッダ情報だ。この中の「X-Mailer:」と書かれている部分を探す。

 ここに書かれている名称が相手が使用しているメールソフトである。「Microsoft Outlook Express」と書かれていれば,相手もOutlook Expressを使っているのでHTMLメールでも問題ないと判断できるのだ。場合によっては,そもそも「X-Mailer:」部がないこともある。このケースでは特定ができないため,相手の同意を得ずにHTMLメールを送ることはやめよう。

画面
メッセージを開いた状態で「Ctrl」+「F3」で「メッセージのソース」が表示される。ここの,太字になっている部分がヘッダ情報だ。この例の場合,相手が「Becky!」を使っていることが分かる

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