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» 2001年03月09日 00時00分 UPDATE

IEでオフライン表示ができない

[森川拓男,ITmedia]

 IEには,インターネット接続の終了した後にオフラインでもホームページの表示ができる機能「オフライン作業(W)」が用意されている。何らかの原因でこの機能が効かなくなった場合には,キャッシュ設定を疑ってみよう。

 オフライン表示機能は,ハードディスク上にキャッシュファイルとして保存されたものが利用される。キャッシュファイルが壊れてしまった場合などは,表示できなくなることがあるのだ。この原因かどうかを見極めるためには,インターネットのプロパティから「インターネット一時ファイル」の「ファイルの削除(F)」を実行しよう。その際には,すべてのオフラインコンテンツを削除しておくのがよい。

 Windows標準設定のキャッシュ保存先は,「C:\WINDOWS\Local Settings\Temporary Internet Files\」になっている。したがって,対象となるドライブの空き容量が少なければ,古いフファイルから自動的に削除されるのだ。特定の容量(ページ数ではない)のみがオフライン表示できるが,この容量は自分で変更することが可能である。  もしもハードディスク(パーティション)容量に余裕があるのであれば,インターネット一時ファイルの「設定(S)」をクリックし,ほかのドライブに変更すればよいだろう。より多くのキャッシュ容量を確保することができる。

画面
デスクトップ上のIEのアイコンを右クリックして「プロパティ(R)」→「インターネットのプロパティ」を起動しよう。ここで,インターネット一時ファイルを「削除」する。これで,破損したキャッシュファイルがあった場合でも,すべて削除される。また,「設定」で保存先を変更することで,より多くのキャッシュ容量が確保可能だ

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