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» 2001年05月11日 00時00分 UPDATE

重要なファイルは「読み取り専用(R)」に設定して保護しておこう

[森川拓男,ITmedia]

 複数の人で1台のパソコンを使用している場合,時間を掛けて作成した文書や大切なデータを削除されては困るはずだ。

 普通は,削除をしても「ごみ箱」に移動するだけなのですぐに復活できる。しかし「ごみ箱」に移動しない設定の場合や,ネットワークを介したサーバ上のファイルであれば,削除されたら通常は復活の手段がない。このような事態を防ぐためには,重要なファイルに「読み取り専用(R)」の属性をつけておこう。

 この状態にしたファイルでは,編集をしようとしてソフトで読み込んでも変更ができない状態にある。削除をする際には,1工程追加されて警告表示が現れるのだ。これにより,誤った操作だと気づけば未然に防ぐことができるはずだ。

画面
読み取り専用に変更したいファイル上で右クリックをして「プロパティ(R)」を選択する。「全般」タブの属性を「読み取り専用(R)」にチェックして「OK」をクリックすればよい

画面
削除しようとすると,このように「読み取り専用(R)」である旨の警告が表示される

画面
ソフトによってはこのように「ビューモード」(読み取り専用)でしか読み込めなくなる。オリジナルファイルとして改変されたくないといった用途にも便利だろう

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