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» 2001年11月19日 00時00分 UPDATE

Windows終了時の注意点

[森川拓男,ITmedia]

 Windowsを終了する際には,次の点に注意すると,再起動時の時間を短縮することができる。

(1)エクスプローラを開き放しにしない
 エクスプローラやマイコンピュータなどのフォルダを開いたままWindowsを終了すると,再起動した際に再びそのフォルダを開く。それだけでも時間がかかる上,フロッピーディスクやCD-ROMのフォルダを開いたまま終了させてしまうと,フロッピーディスクやCD-ROMへアクセスしに行くため,メディアが挿入されていない場合はエラーが出てしまう。終了時には必ずフォルダを閉じるようにしよう。

(2)最近使ったファイルをクリアする
 タスクバーのプロパティを開いて,「[スタート]メニューの設定」タブから「[最近使ったファイル]の一覧」をクリアしよう。Windowsの内部の仕様と思われるが,アプリケーションを起動するたびに最近使ったファイルの更新を行うため,フロッピーディスクへアクセスしてしまうためだ。もしフロッピーディスクのファイルを編集した場合は,無用なアクセスの原因にもなるのでクリアしたほうがよい。また,「窓の手」に同梱されている「不要ファイル掃除機」などのユーティリティを使うと,自分の残したい履歴を残して削除できるので利用してみてもよいだろう。

画面
「スタート」−「設定」−「タスクバーと[スタート]メニュー」でタスクバーのプロパティを開き,「[スタート]メニューの設定」タブから「[最近使ったファイル]の一覧」をクリアする。特にフロッピーディスクのファイルを編集した場合はクリアするようにしよう

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